重点活動(委員会)
  1. 県民の健康寿命延伸をめざした公益事業の推進
  2. 食と栄養の専門家としての資質を高める教育活動の推進
  3. 関係機関及び関係団体との連携推進
  4. 災害時における、安全な食と健康を確保する災害時栄養・食事支援ガイドラインの周知徹底
  5. 組織強化と会員増対策の推進
具体的事業実施計画(本会事業部)
(公社)日本栄養士会が発信する「国民の健康と福祉向上」の見地から、新型コロナ感染症で改めて、 免疫機能の重要性が注目されている中、腸管免疫の働きや腸内フローラのバランスの整え方や腸管バ リア機能についての最新研究を学習し、県民への啓蒙をし健康づくりに寄与する。
① 一般公開講座「管理栄養士・栄養士スキルアップ研修会」
  山口県との「災害時支援」協定締結後の活動スタッフの充実を図り、災害支援活動を行う上で必要な、
  被災者の心理等を考えた活動を行うにあたり支援時のより良い関わり方について知識の習得を目的とする。
② 令和5年度(公社)山口県栄養士会新人研修会
  管理栄養士・栄養士の使命を理解し、専門職集団の一員として、県民の健康づくり等に寄与できるよう
  新人栄養士のスキルアップを目標とする。
③ 在宅訪問栄養指導研修会
  「やまぐち栄養ケア・ステーション」活動の一環である在宅訪問栄養指導の行える会員の増加と、
  他職種の活動内容を知ることにより業務内容の充実を図るための研修を行う。
④ 災害時支援体制強化事業
  県内の災害発生時において、災害時の栄養・健康問題など食生活支援業務の充実を図るため、
  「災害時栄養・食生活支援マニュアル」の具体的な活用への検討と支援チームの一員となる
  YDA-DAT スタッフの養成及びスキルアップ研修会を行う。
①「栄養の日」普及事業
  県内各地から発信する「栄養の日」の周知活動を推進する。
②「やまぐち栄養ケア・ステーション」推進事業
  栄養ケア・ステーションの円滑な運営及び提供サービスの向上のため、登録者に対する研修の実施と
  体制の整備を推進する。
③地域健康づくり事業
  地域事業推進委員会単位で企画・運営し、県民のために食に関する啓発事業や食生活改善のきっかけ
  となる「健康づくり」を推進する。
④栄養士サポート事業
  相談窓口の設置(毎週木曜日 午後1 時から3時まで コーディネーターが対応)
⑤健康づくりのための生活習慣見直しの普及事業
  「健康づくり」に関連するイベント等において、生活習慣見直しのきっかけづくりとなるような食と運
  動に関する啓発コーナーを設け、健康寿命延伸をめざすために広く県民に働きかける。
 
具体的事業実施計画(職域事業部)
7つの専門部会が部会の専門性に応じ(疾病・福祉及びライフステージに対応した)、食と栄養の専門職としての資質の向上を図るための事業をおこなう。
8つの地域専門部会を設け、地域住民の健康寿命の延伸をめざすことを基本方針とし、地域特性に応じた食と栄養に関する公益事業を行う。
(1)生涯教育研修事業
    管理栄養士・栄養士が、自ら自身の評価を行い、到達目標を決定して研修計画を立て、自己研鑽の実践
    と記録を行うというPDCA サイクルに従ってスキルの向上をめざす。この一連のプロセスの手引き書となる
    生涯教育キャリアノートを活用し、各自、地域、職域を横断したネットワークを拡げ、地域で活躍できる管理
    栄養士・栄養士であるという自信が持てるよう事業を行う。ひいては「信頼できる専門職」であるとの社会的
    評価を得ることを目的とする。
    今年度の「基本研修」は、日本栄養士会が扱う基本研修内容と重複しない内容を選定した。
    開催方法は、WEB 開催、対面開催も計画している。県外講師による講習を多く予定している。
    (2)栄養士研究発表会 令和6 年2 月中旬(予定)
        管理栄養士・栄養士が、日常業務の中で課題を把握し、専門性の向上に繋がる方策について調査研究・
        発表を行うことにより、専門職としての資質向上を図る。また、各学会等で発表していくための最初の
        ステップとして位置づける。
        各職域事業推進委員会は、口頭発表とし、各地域事業推進委員会は、ポスター発表とする。
        職域、地域ともに所属人数の規模を考慮の上、2 年に1度程度の発表を目安とし、自主的な発表を歓迎
        する。なお、職域では、研究発表、地域では事業報告を目安とする。発表は、原則、対面とし、活発な
        意見交換ができるようにする。
食と栄養の専門家として会員の活動をより強力にするために、会員活動の周知と会員及び賛助会員の増加は重要な事項
である。そのため、本会の活動内容を広く県民や関係団体、関係職種へ周知し、管理栄養士・栄養士の必要性の理解へ
繋げ、また会員相互の理解を深め個々の自己研鑽へと繋がるよう積極的な働きかけを行う。
(1)組織力強化対策
    養成施設への入会パンフレットの配布及び新入会員への勧誘や未入会者の勧誘をおこなう。また退職者の退会の
    遺留をお願いする。
    (2)案内リーフレット再編
         会員増を推進するためのツールとして案内リーフレットを再編する。
         【入会案内リーフレット】学生や企業等向けの入会メリットを伝える情報を更新した内容に再編する。
         【やまぐち栄養ケア・ステーション案内】子育てや定年で退職した在宅の会員へ、これまで培った経験と
         知識が生かせる活動を紹介するリーフレットへ再編する。

     (3)機関誌「栄養やまぐち」年3 回発行(8 月・12 月・3 月)
        多様化する栄養問題に対し、管理栄養士・栄養士が求められていることや栄養士会の活動について情報提供を行う
        ことで、会員の相互理解と自己研鑽へとつながることを目的とする。また、関係団体に配布し食と栄養の専門職団体
        であることの理解へとつなげる。

    (4)ホームページの運営
       山口県栄養士会の活動内容や情報を発信とともに、会員の利便性を図ることができるように更新や再編を企画し
       運営する。